ALLIE'S WEB LOG
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「The Angels in America」は2003年に短編シリーズとしてアメリカでドラマ化された、
有名な舞台戯曲です。
有名な舞台戯曲です。
1980年のNYでのいろんな人間模様が重なり合うお話で、
評判を聞いてチラ見したことはあったのですが、
このたびようやく3本分のDVDを見終わりました。
評判を聞いてチラ見したことはあったのですが、
このたびようやく3本分のDVDを見終わりました。
私は米批評家達のように上手に批評もできないし、
暗に込められた社会的背景もはっきりとは理解できません。
でもそんな私でも、何か言いたくなる、そんな作品でした。
マイノリティの人間達が主人公だったからです。
ユダヤ人、モルモン教徒、アフリカンアメリカン(黒人)、ゲイ、エイズ患者。
そしてその誰もが「自分で自分を縛りつけて」いました。
エイズが発病し、そのせいで恋人に去られてしまうプライアーは、
病気以上に孤独と戦い、そして意図してないのに(笑)天使との交流が始まります。
(そこがちょっとコメディっぽくて、笑えた(笑))
そして最後、天使たちに向かって、たとえどんな状況に陥っても、
人間は進化を止めることはできない、自分は進むことをあきらめない、と啖呵を切ります。
そこ、かっこよかったな。
自分じゃ言えないことを彼が代弁してくれたような気がして。
最後にプライアーのもとに、恋人のルーが戻ってきます。
やりなおしたいと言う彼に、「もとに戻ることはできない」と語るプライアー。
「え、そうなの?まだ好きなくせに?」と思ったけれど、すぐに気がつきました。
起こったことは戻すことはできない。
進んでいかなきゃいけない。
進んでいかなきゃいけない。
だから、最初から、また始めよう、ってことなんだって。
あと心に残ったのは、愛する人と結婚したのになぜか満たされず、
その理由さえ分からないまま、精神不安定に陥り幻覚を見るハーパー。
その理由さえ分からないまま、精神不安定に陥り幻覚を見るハーパー。
自分をゲイと認めることができず、宗教と自分自身を縛りつけているだんなさんを、
それでも好きな彼女がとても痛々しかったです。
それでも好きな彼女がとても痛々しかったです。
最後とうとうしゃっきり目が覚めて、
クレジットカードもらって出て行くとこもかっこよかった(涙&拍手)。
汚い人間がたくさんいて、みんなもがいてて、自身で自身を苦しめて、
社会に縛られている、そんなドラマでした。
社会に縛られている、そんなドラマでした。
絶対、どこかに自分を見つけることができる。
だって、私達だって、汚くてもがいてて、苦しんでるんだもんね。
好き嫌いが分かれると思うし、オススメする映画ではありませんが、
見て損はないと思われます。
私は、見てよかったって思いましたよ。
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今年もよろしくな!
ありちゃんいつも楽しみにして読ませてもらってます。今年もぼちぼち楽しんでいきやしょうよ*日々子供に埋もれている自分に ふ~と思いますが・・そういう時がなんとなく いいな~なんて思えるんですよ。またまた、一緒にお茶しましょう!!体に気をつけてな~
hirabeeさま
明けましておめでとうございますw
ちょうど疲れきってテンション下がり目だったので、「ぼちぼち楽しんでいきやしょう」って言われてそうだなって思いました!
本気で近々お茶してくださいませ。
楽しみにしていますね。
(パン教室に連れてきたい人もいるのですよ!)
ちょうど疲れきってテンション下がり目だったので、「ぼちぼち楽しんでいきやしょう」って言われてそうだなって思いました!
本気で近々お茶してくださいませ。
楽しみにしていますね。
(パン教室に連れてきたい人もいるのですよ!)
にほんごついった
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