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長く生きていると、理解できなかったものが理解できるようになります。
今日はちょっとそんなお話。


初めてそのことに気がついたのは高校生のころ、かな?
中学のころ読んで、面白いともいえなかった小説を読みかえし、それをきちんと理解し、
かつ大変よい本だと確信できたとき、あ、自分て成長してるんだなと気がついたのです。


子供のころから周りで離婚をしている人が多かったという環境で育ったため、
離婚にたいしてこれといった抵抗も違和感もなかった私。
(←いかんね、これじゃ。 でもよく「私きっと離婚するだろうなあ」とか思っていました、
子供の頃。 予知能力か(笑)!)。
そのうえ、離婚した女性達が、その後あまりにも生き生きとカッコイイ人生を歩んでいらっしゃって、「離婚するのっていいんじゃん」と、肯定的にも捕らえてしまっていました。
それは今でも別にあまり意見としては変化していないような気がします。
ただ、分かったのは、そうやってキラキラと生きるまでに、
彼女たちはいっぱいいっぱい泣いたんだってことです。
私ね、泣いたって思ってなかったんですよ、実は。
もちろん最初ちょっとは泣いたりショックだったりしても、
すぐにえいやって立ち直ってすぐにキラキラになってたって思ってたんです。 
子供だよな。
彼女達がいっぱい泣いていっぱい傷ついてたってこと、今では分かります(身をもってね!)。
あ、学んだなって、思いました。


私は「泣く映画」が嫌いです。 
人生泣くこといっぱいあるのに、どうしてわざわざ泣く映画を見て泣かなきゃいけないんだろう?
という意見の持ち主でした。
(「ナウシカ」で4回泣けるんですから、よく呆れられます。)
「泣いてスッキリしたいヒトにおすすめの映画特集」なんてのが雑誌であると、
「?」と思っていたのが現状。
けど、最近なんとなくそれが分かり始めました。
なんていうのかな・・・
ちょっとだけ寂しかったり上手くいかなかったり起動に乗らなかったり自分を好きになれなかったり、でもそういうのっていちいち泣くほどのことじゃない。 
けどそれがいっぱいいっぱい蓄積されて、山積みになってしまってる。 
でも泣こうにもこれといった決め手はない。
そんなとき、なにかの引き金がほしいんですよね、きっと。
で、引き金である「泣ける映画」を見てうえーーーーんと泣いてしまったら、
きっと山積みになってた心の「鉄」のことも一緒に泣けて、
ぜーんぶ一緒に泣き流してくれるような気がするんだと思うんです。
浄化作用?
やっぱり私は「泣く映画」は嫌いです。
でもその効果は、なんとなく理解できるようになりました。


生きてるって日々成長。
いろんな経験、しなきゃ、分からないこともいっぱいです。
あ、だからといって離婚しろといってるわけじゃないですよ(笑)!


注意事項:もし②の話が「イタイ」と思ったら、ホント気にしないでください。
       全然享受してますし、辛かったりしてもでも、自分が選んだし、  
       それで本当によかったと思ってるんですから(にっこり☆)

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