ALLIE'S WEB LOG
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その日は仕事がお休みで、
TA○○○とな○○ちゃんを誘って、
1日HIP HOP DANCE教室に行きました。
激しく笑いながら踊った後、3人でブランチをしにカフェへ。
大きなパンケーキをあむあむとほおばりました。
弾んだ気持ちで家に帰り、
私はようやく同時多発テロ事件を知ったのです。
それからの空気は、思い出してもピリピリしてしまいます。
同僚のカナディアンはいたるところでその話題に触れ、
神経を尖らせ、
また、ブッシュ大統領が同時多発テロの際支援してくれた国にお礼を述べたとき、
カナダが入ってなかったと不平をこぼしました。
空港は留学生や旅行者が帰国しようと殺到し長蛇の列ができ、
イースト地区では爆弾を作っていたと思われるイスラム人が逮捕されたと聞きました。
NYの米国人友人たちの無事は
後日の電話で確認がとれたものの
(さすがに2日くらいは電話は通じませんでした)、
私自身もショックで神経が逆撫でされていたような時期。
誰の心にも雲がたちこめ暗い渦が潜んでいたように思います。
ちょうどその頃、インド人地区のお寺を訪問するアクティビティがあり、
私は通訳をしてきました。
同僚のLE○○○○すら
「なまりがあって聞き取りにくい・・・」
とこぼす彼ら独自の英語を四苦八苦訳し、ふうと一息ついたころ、
そのインド人の代表の方が、
みなでテロの被災者にお祈りを捧げましょうと提案しました。
そのあと。
どうしてかな。
今でも分かるような分からないような心境なんですが、
私はお手洗いで涙がとまりませんでした。
テロによって神経がとがっていたのか、
通訳で集中しすぎてキリキリしてしまったのか、
お祈りの後で楽しく談話する人間にやるせなさを感じたのか、
生きている自分に罪悪感を感じたのか。
私を見つけたKA○○○○○から慰められたのがうっすら記憶に残るだけです。
自分の気持ちをどう説明したのか、
彼女が私をどうなぐさめたのか、
全く覚えてないんですけど(アルツ??!!)
今でも911という数字を見ただけで、胸が痛みます。
それにまつわる映画も、
ドキュメンタリーも一切受け付けることができず見ることもありません。
今日は9月11日です。
どの国籍を持っていようとも、
どの宗教に属していようとも、
なにを信じていようとも、
なにを守りたくても、
なにを恨んでいても、
血がながれることが正当化されないような世界にしたいものですね。
911で傷ついた全てのヒトに・・・・・。
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にほんごついった
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