テッドがおばあちゃんを見つけた夜

スカイエマさんの挿絵にひかれて、図書館で児童書を借りました。

スカイエマさんの挿絵ならなんでも読める！
ええもう、数Ⅰの参考書だって読める！

・・・と豪語したわりには、選ぶものはいつもと同じな私です(笑／海外児童書好き)。
 
 




　　　痴呆症になったおばあちゃんを
　　　ひきとったテッドとその両親。
　　　あんなに素敵で大好きだったおばあちゃんが
　　　すっかりかわってしまったことを
　　　どうしても受け入れることができないテッドは、
　　　おばあちゃんに優しくしてあげることが
　　　できません。

　　　放火事件が続く物騒な最近、
　　　近くで銀行強盗がおこり、
　　　それに対しての保護者会が行われ
　　　両親が不在の夜、
　　　おばあちゃんと留守番をするテッド、
　　　そしてそして・・・
 





同級生の意地悪な子が絡み、銀行強盗事件と放火事件があり、テッドは誘拐され、
おばあちゃんは迷子になり、でも最後は全てがひとつに結びつく。
このお話はいろんな要素が絡み合っているのに、
それがちっとも違和感なく繋がっていくので、
本当に「よくできた（構想が練られた）話だー」と感動していました。

勿論、テッドの成長っぷりも素晴らしかった！

どんな境遇におかれても、思い出すのは大好きだったおばあちゃんからもらった言葉。
それを胸にいろんな境地を切り抜けるんです。

ううう、テッドかっこいい！
 

最後、おばあちゃんを見つけたテッドが、彼女といっしょに歌を歌うの。
じわん。
スカイエマさんの挿絵にも、
じわん。
 


原書でも読んでみたくてちょっとググってみたら、
いろんなレビューがありました。
はらはらどきどきの子供も夢中になれる本、というレビューもあったし、
それは全然ホントのことだけど、
でも、それ以上に私はテッドの心の動きに気持ちが傾きました。

ええ話や！
 
 

図書館返却日。
ナニゲに返すのが惜しくって、帰宅後即効AMAZONでポチった私です。
久しぶりに「購入したい！」と思う本に出会えて、ちょっと幸せになりました。
これもスカイエマさんのお陰。
「好きな人効果」かな？
 
 
 









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