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ジャケ買い。
中身を知らず、ジャケットを見ただけで
そのレコードを買ってしまうこと。


CDが普及して、レコード・ジャケットのあの独特の「アート性」は薄れてきましたが、
私も一度だけ、ジャケ買いをしたことがあります。
レコードじゃなくて、CDですけれど。


それが、Counting Crowsの CD。
そしてその中の「OMAHA」は特別でした。


何度歌詞を読んでも、意味がよくわからなくて、
それなのに大好きだった曲。
久しぶりに聞いて歌詞を読み返しても、
やっぱりよくわかりませんでした(笑)。



日本では発売されてたのかな、このアルバム。
調べてもあまり評価がないようなので、
さきほどYAHOO! USAで探してみたら、
結構いろいろコメントが書かれていました。

でもなによりも驚いたのは、
感想を述べてるヒト達がいろんな見解を持っているということ。

「数年前、学校でこの歌の歌詞について討論した」

なんてことを書いてるヒトもいた位なので、
ホントに(分かりづらい(笑))、
深い意味のある歌なんだなって、感心した次第です。


今まで「?」だった部分。

If you are gonna walk on water,
Could you drop a line my way

のYOUが、JESUSのことだと結びつけてるヒトもいて、
すごく納得しました。


人生ってどうしようもないってあきらめてるのかもしれない。
全ては変わっていくのだから、
それを受け入れようとしてるのかもしれない。



いまだに私の中でナゾの曲。
でも一度聞いたら、きっと心に残るはず。



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「おおきく振りかぶって」という本を読む機会に恵まれました。
甲子園を目指す高校野球部のお話です。
 
 
すごい・・・よい!!!!
 
 
主人公の投手の三橋くんは、
いまだかつて見たことない位のヘタレ。
全てを悪い方に考えて、挙動不審で、自分に自信がなくて、
なんか・・・なんていうかもう・・・・
 
 
ヒ ト ゴ ト と は 思 え ん ・ ・ ・ ・ ! 

 
ナニゲに自分を見ているようです。
 
でもね、三橋くんと私はちゃんと違います。
彼、私と違って、
とんでもなく努力家なんですよ。
はたから見て、頑張りすぎてるよって心配する位、すごく。
(試合に)勝たしてあげたいって本気で応援しちゃう位、とても。
 

その三橋くんのボールを受けるのが捕手の阿部くん。
頭がよくてかっこいいのですが、とんでもなく短気(笑)!
読んでいて、「阿部くんに怒られたら、私もキョドる・・・」と
怖くなる位です(笑)。
 

単純な私のことだから、他のマンガとか本とかでも、
「スポーツ物だったらなんでも感動して大スキになっちゃうんじゃない」
って言われるかもだけど、
もしそうだったとしたら、
「他の作品ではなく「おおきく振りかぶって」を大スキになってよかった」
って思います。
それくらい、好きになっちゃいました。
 
 
私も「好き」なことやモノに対して、
彼らみたいに全力で頑張ってきたかな、
これから、頑張ってこれるかな、なんて自問して、
まだまだだなぁなんて、思っています。

だからこそ、
いっぱい、頑張りたいって思う!
負けないようにいきたいって思う!
ずっと、もっと。
 
そんな気持ちにしてくれた本なのです。
 

 
ちなみにキャラクターだけでなく、
野球の試合描写もすごく面白いので
野球って奥が深いー、ってすごい感動した私。
日々仕事中、こっそりヒトに聞いています。
 
「 二安打完封 ってなんですか? 」
「 ゲッツーってなんですか?  」
「 エンドランってなんですか? 」
 

お  前  仕  事  し  ろ  ! ! ! ! 
 
 
ですよねー(大笑)!
 

 
 
 
 



うわあ、まいったな、というのが最初の感想。
 
最近よく「Justin Bieber」という名前を目にしていました。
誰だろこれ?
 
時間のある時に調べてみたところ
「12歳で地元の音楽コンテストに出て、独学でピアノやドラムやギターを学び、
その動画をYOU TUBEにUPしていたところ、認められてデビュー。」
というカナダの少年でした。 

実際16歳(らしい)のですが、そのVD(ミュージックビデオ)見て、
私、びっくりしたんです。
 
 
えーと、これなんですけども・・・・
 
 


彼の好きな歌手の影響とか、所属したレーベルの影響とかもあるし、
最近洋楽聴いてないから詳しいことは何も分かってない状況なんですけど・・・・
 
あのね、今までポップスとかロックとかが、caucasion(白人)、
ラップとかなんていうの、コンテンポラリー(だっけ?)がafrican american(黒人)の
音楽っていうイメージがありましたよね。
そしてそれがどんどん混ざってきてた感は、確かにここ数十年ありました。
 
その傾向は、どちらかといえばcaucaionの人達が
afrifan americanの人達の方へ寄ってきてた感じだったのです。
 
 
そして今回、Justin Bieber!
この子のこの曲、どう見たって、NE-YOとかUSHERという系統じゃないですか???
 
いえ、彼の好きな歌手の影響とか、所属したレーベルとかの影響かもですけどもね!
 
 
私が感動したのは、どのジャンルもcaucasionに寄りがちな今までの歴史の中で、
音楽が世界でもっとも最初に、ボーダーレスを敷いたジャンルなんじゃないかってこと。
 

 
この子が崇拝するのが、ロックやポップスの音源ではなかった、ていうのが、シビれた。
「かっこいいものはかっこいい」って追い求めるのに、ときめいた!
 
 
前も一度書いたんですけど、いつだって私が「かっこいい!」と思うのは、
そのヒトの外見じゃなくて、そのヒトの持つタレント(才能)や
そのヒトの発する言葉だったりするんです。

だから、16歳で子供みたいなオトコノコですけど、かっこいいこの子!って思っちゃう。
 

「かっこいいものは、かっこいい!」
それって、ホントのことですね。


 
 
 





忙しくって凹みがちな私のおうちの、玄関のドアのところに、
今日紙袋が掛けられていました。
その中には、昔からのお友達からのお手紙と本が。
 
頂いたのは、谷川史子さんというマンガ家さんのマンガ
「おひとり様物語」というもの。
「きらきらしてるオンナノコがたくさん出てくる」という
彼女のお気に入りのマンガとのことでした。

 
久しぶりの少女マンガ。
わくわくわくっと拝見。

 
・・・すごくよかったです!

8話あって8人のオンナノコはみんな「おひとり様」。
といっても、結婚してない、彼氏に振られた、
彼氏はいるけれど遠恋中でひとり、と、
それぞれがいろんなシチュエーションでした。

でもみんな、真剣にオンナノコで、真剣に生きていて、
そして真剣に「なにか」を求めてた!
多分だけど、その「なにか」は「しあわせ」で、
それは「カレシといる幸せ」じゃなくて、「自分が満足いくしあわせ」だったんです。
 
 
これを読んでね、真っ先に気が付いたことが2つあるんです。

その1つはね、8人もオンナノコが出てるのに、
誰一人私自身に似てる子がいなかったってこと。
それくらいオンナノコって1人1人が特別で1人1人が自分らしさを持ってるんだって
ちょっと感動しました。
2つめはね、その8人のオンナノコが、誰もかれもみーんなかわいくって、
すごく好きになっちゃったってこと。
オンナノコってほんと、すてき!
オンナノコっていうだけで、天下無敵だ!って思っちゃった。
 

気に入ったのは、遠恋中のオンナノコのお話。
自分は東京で学生、彼氏は大阪でお仕事で、滅多に会えないのです。
どちらかと言えばクールというか冷静なオンナノコと、
遠距離でしかもお仕事がうまくいってないカレシが、ちょっと口論になるんです。
「ホントに俺のこと好きなのかよ」みたいなこと言われて。
それでそのオンナノコ、どうしようもなくなるの。
好きだし離れてる不安もあるけど、それを出すのが怖い不器用なそのオンナノコは、
その瞬間、走りだしちゃう。
もともと走るのが好きな体育会系の子でもあったので、
東京→大阪行きのバスに飛び乗って、でも途中でお金なくなって、
奈良で降りて、そっからカレシのおうちまで走るの。
カレシの方も、自己嫌悪になってて朝が明けた途端空港に行こうとしてるんだけど、
そこに「たったかたったか」カノジョが走ってきて・・・。
笑えたけど、ちょっと泣けました。 
2人が幸せでほっとして泣けてきた。 
 
 
他にもね、依存しかせずカレシに頼りっぱなしだった子が、振られちゃって、
どうしようもなくなって、でも最後、「がんばろ!」て
1人で一生懸命電球変えちゃうお話もかわいくってじわん。
 
お見合いして結婚しなきゃな美しいOLさんが、最後、
自分の道を見つけてお見合いを断るお話は、ラストがすっごくすてきでした。
「いつか この時の私を後悔する日があるのかしら 
泣いて明かす夜があるのかしら 少しこわい けれど 自分で選んだ」
という最後の文章が、すっごくじわんときました。
 
 
「がんばれオンナノコ」!
すごく、そう思った。
そして、「ついでに自分もがんばっちゃえ!」て思ったよ(笑)。
 


ちなみにそのお友達のくれた手紙の出だしが
「相変わらず凹んでるね」でした(大笑)!

こりゃいかん。
がむばらねばね!





 
 
「The Angels in America」は2003年に短編シリーズとしてアメリカでドラマ化された、
有名な舞台戯曲です。
 
1980年のNYでのいろんな人間模様が重なり合うお話で、
評判を聞いてチラ見したことはあったのですが、
このたびようやく3本分のDVDを見終わりました。
 
私は米批評家達のように上手に批評もできないし、
暗に込められた社会的背景もはっきりとは理解できません。
でもそんな私でも、何か言いたくなる、そんな作品でした。
 
マイノリティの人間達が主人公だったからです。
ユダヤ人、モルモン教徒、アフリカンアメリカン(黒人)、ゲイ、エイズ患者。
そしてその誰もが「自分で自分を縛りつけて」いました。
 
エイズが発病し、そのせいで恋人に去られてしまうプライアーは、
病気以上に孤独と戦い、そして意図してないのに(笑)天使との交流が始まります。
(そこがちょっとコメディっぽくて、笑えた(笑))
そして最後、天使たちに向かって、たとえどんな状況に陥っても、
人間は進化を止めることはできない、自分は進むことをあきらめない、と啖呵を切ります。
そこ、かっこよかったな。
自分じゃ言えないことを彼が代弁してくれたような気がして。
 
最後にプライアーのもとに、恋人のルーが戻ってきます。
やりなおしたいと言う彼に、「もとに戻ることはできない」と語るプライアー。
「え、そうなの?まだ好きなくせに?」と思ったけれど、すぐに気がつきました。
起こったことは戻すことはできない。 
進んでいかなきゃいけない。
だから、最初から、また始めよう、ってことなんだって。
 
 
あと心に残ったのは、愛する人と結婚したのになぜか満たされず、
その理由さえ分からないまま、精神不安定に陥り幻覚を見るハーパー。
自分をゲイと認めることができず、宗教と自分自身を縛りつけているだんなさんを、
それでも好きな彼女がとても痛々しかったです。

最後とうとうしゃっきり目が覚めて、
クレジットカードもらって出て行くとこもかっこよかった(涙&拍手)。

 
汚い人間がたくさんいて、みんなもがいてて、自身で自身を苦しめて、
社会に縛られている、そんなドラマでした。

絶対、どこかに自分を見つけることができる。
だって、私達だって、汚くてもがいてて、苦しんでるんだもんね。
 

好き嫌いが分かれると思うし、オススメする映画ではありませんが、
見て損はないと思われます。
私は、見てよかったって思いましたよ。

 
 
 
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