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10歳の時、学校の図書館で初めて出会った「ライオンと魔女」という本。
その魅力に取り付かれ、巻末でこのシリーズが全7冊あることを知って、何年間も読んでみたいと切望していました。 学校の図書館にはこの1冊しかなかったし、県立図書館はとっても遠い上、当時はその存在すら知らない子供だったし、親にねだるにはハードカバーの高価すぎる本だっただめ、その願いがようやくかなったのは、たしか15歳の春休みでした。
ナルニアクロニカル全7冊が、文庫本になって刊行されたのです(ありがとう岩波書店さん!)。

本当に何度も読み返し、その文脈に潜む意味を考察し、まさに「今の私をつくった」もっとも最たる本。 そうだなあ、ピノキオにジミニークリケットがいたように、私にはこの本があったっていってもいい位なんです。

すぐにPAPERBACKも揃え、好きなセリフを日本語で書き出した横に、原作の英語を書き添えたノートを作った私。 

なんていうんですかね、こういうの・・・・・・・ネクラ??

でも本当に、すばらしい内容だったんですよ。

その中で、もっとも美しく忘れられないシーンがあります。
ナルニアではない異郷の地で「タシ」という神様を信仰していた男のヒトが言うのです。(あ、抜粋したら転写とか著作権にかかわるかもなので、自分語で書きますね)

「自分は生まれてからずっと、「タシ」に仕えてきた。 しかし今、本当に求めるべきものは「アスラン」だということが分かった。 自分が長年間違ってきたことが分かるが、それでも、本当のことを知らないまま「タシ」に仕えるよりは、「アスラン」を知って罰を受けるほうがいい」

アスランは答えます。

「たとえどんな名前でよぼうとも、よこしまな思いが自分にとどくことはない。そしてあなたが求めているものが私(本物)でなかったら、あなたはこんなにも長く、こんなにも深く、求め続けることはできなかったはずだ」

私はクリスチャンじゃないし、そうなる予定も今のところ皆無です。
でもね、例えどんな名前を心において、誓ったり行動を起こしたりしようとも、その「思い」は、アスランが言ったように、多分、「1つのもの」に通ずるのだと、信じています。
(作者ルイスの意図することと違うかもでごめんなさいですけど(苦笑))。

世界中にいろんな宗教がある中で、みんなの思いの届くところが1つだと、全てのヒトが思っていれば、今ある争いのいくつかは、なくなるのではないのかなって思います。

ちなみに「こんな素晴らしい本、嫌うヒトなんていないだろう」と意識こそせず信じていた私ですが、知人BO○○○○が、言ってました。

「ナルニアクロニカル、説教くさくて苦手なのよね~」

なんていうんですかね、こういうの・・・・目からウロコ(違います)???
世の中いろんなヒトがいるんだと、爆笑してしまった私です(笑)。

 





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子供の頃読み始めて一度挫折したものの、学生の時に読み終えた「指輪物語」。 とっても長いお話ですが、すべてのエピソードが必要不可欠で、大好きなお話でした。 

これにでてくる「人間」はとってもかっこいいし、妖精「エルフ」はウツクシーし、「ドワーフ」は見た目以上にお茶目。 でもなによりも、私は「ホビット」という種族をとっても気にいっています。

「ホビットの暮らし方くらい1ヶ月もあれば知り尽くせる。 ところが100年つきあってみたっていざという場合のホビットたちには驚かされるほかはない」

といわれる彼らは、ホビット自身も言うように、たいくつで変哲もない毎日を送っているのですが、なにかが起こると、どの種族よりも誠実に冷静に、そして意思をしっかりもって行動するんです。 ああ、食べることが大好きで、笑うことが大好きで、とっても愉快な愛すべきホビット!!! 見習いたいくらいです!!!

そして主役のフロド・バギンスもその1人。
原作フロドも大好きですが、映画フロドもかなりのお気に入りです。
原作フロドより、映画フロドは、指輪に毒されてボロボロになっていくスピードが速くて、少し弱い感じがするのですが、それは映画が3部作で終わらなきゃいけなかったから。 原作フロドはもう少しがんばっています(笑)。 でも、映画フロドがいつも悲しそうに辛そうに、眉をしかめているのを見るのは、私もとってもつらいんですよね。だから時折見せるちょっとした笑顔に、「ほ~っ」としています(笑)。

逆らうことのできない運命に、文句も言わず、まっすぐ歩いていくフロド。 
最後、「フロドは指輪保持者としては失敗した」と論じるヒトもいるし、確かに自分の意思では指輪を葬ることはできなかったけど、でも、私、やっぱりフロドは失敗してないっておもいます。
「フロド」だから「スメアゴル」が生きていて、「サム」がそばにいて、「仲間たち」が戦ってたんだもの。
「フロド」が「フロド」であるからこそ、指輪を葬ることができたのだと思います。

というわけでフロド・ラブ!

ていうか彼の笑顔に乾杯(イミ不明(笑)!)!!









「カラマーゾフの兄弟」が新訳で出版されてから、大変好評と聞き、とっても嬉しい私です。


アリョーシャ・ファンが増えるなあ~(ニヤニヤ)
HOLLYWOODで映画化にならないかなあ~(ニヤニヤ)
アリョーシャはイライジャ・ウッドでいきたいなあ~(ニヤニヤ)

妄想列車爆進中です(笑)。

ところでこの3兄弟(4兄弟ともいいますが)、こういうお名前です。

長男  ドミトリイ・カラマーゾフ
次男  イワン・カラマーゾフ
三男  アレクセイ・カラマーゾフ

でも、親しい間柄で呼ぶときは、ちょっぴり呼び方がかわります。

長男  ミーチャ・カラマーゾフ
次男  イワン・カラマーゾフ(彼はそのままですね)
三男  アリョーシャ・カラマーゾフ

これ、実は、我が家の親子の名前とそっくり!

ミーチャ・・・・・ミチヤ(マイパパの名前)
アリョーシャ・・・・・・あり(私の名前)

なんだか嬉しくなりませんか(私だけ??)

というわけで、チビさんが生まれたとき、絶対「イワン」にちなんだ名前をつけたかったのですが・・・・字画の問題や周りの反応もいろいろあって、その夢は叶いませんでした。 ああ無念!!!
これで3人そろえば、「3代そろってカラマーゾフ系」になったのになあ~・・・・

あ、でも、別に、チビさんのことを「イワ男」とか「イワ助」とか「イワ太郎」とかにしようと思ったんじゃないですよ! もっとかわいい名前ですので、ご安心を(笑)!
モーリス・センダックの絵本に 「 かいじゅうたちのいるところ (where the wild things are )」 という作品があります。 
感動的でもないし、教訓もないのですが・・・大好き!

いたずらっこマックスが母親に怒られてお部屋に閉じ込められるんだけど、そのままかいじゅうたちのいる国に行って、王様になっちゃう。
でも、さみしくなってやっぱりおうちに帰ってしまう。

そんなお話です。
センダックの描く絵も(かいじゅうたちも)ステキにかわいく、マックスのやんちゃぶりもかわいい!

特に好きなのは、帰っていこうとするマックスにかいじゅうたちが言うセリフ。

「食べちゃいたいほどお前が好きなんだ。食べてやるから行かないで!」

これ、声色を変えてチビさんに言うと結構ウケます(笑)。

私がと○ちゃんにプレゼントした絵本ですが、今はチビさんのもの。
先日と○ちゃんが、「また読みたくなったから、貸して。」と言ってきました。

子供でも、大人でも、いい絵本っておんなじで、「ああ、また読みたいな」って思うんでしょうね。

昔みつけた、紀伊国屋で売ってたマックス人形、買えばよかった!!!

 

日本にいると、1日に5分もテレビを見ないような私ですが、海外ではそれなりにテレビやコマーシャルを楽しんでみていました。

その中でもイチオシなのが、「 3RD ROCK FROM THE SUN 」
PORTLANDにいるころ始まって、VANCOUVERにいるころ最終回を迎えた、私がもっとも好きなドラマです。

4人のエイリアンがアメリカに降りてきて、人間の体になり、家族として生活をしながら、「人間」を観察しつつ暮らしていく、というのがベースのお話。

HIGH COMMANDER(隊長)のDICKは、賢いんだけど超オバカ(笑)。
SECURITY OFFICERのSALLYは、豪快な性格なのにゴージャスな女性の体になってしまい、そのギャップがおもしろすぎ!
COMMUNICATION OFFICERのHARRYは、とにかくとことん天然系。
IMFORMATION OFFICERのTOMMYは、1シーズンでは子供みたいに小さかったのに、最終回ではかなりかっこいい大学生になっておりました。 
宇宙人で、実は結構年配らしいのに、ティーンエイジャーの体になってしまった彼の名セリフは、
「 これじゃ俺、エイリアンじゃなくて、ティーンエイジアンだよ・・・(たしかこんなセリフ)」
です(笑)。

DVDはリージョンが違うため購入していませんが、毎回YOU TUBEで見て大笑い。
そして、癒されています。

私たちがフツーと思ってる「人間」の感情や行動、思考を、一生懸命理解しようとする彼ら。
そして、その1つ1つに感動してる彼ら。
「人間」って、おもしろくってバカっぽくって、なかなかいいじゃん、って、思わせてくれるコメディです。
というわけで、見てみてくださいね、ここで!

http://www.youtube.com/results?search_query=3rd+rock+from+the+sun

(「DOCUMENTARY」の回、爆笑です!)

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